今年の始めと終わりがナチス映画。
とんでもない1年な気がする。
映画の内容はホロコーストになったリトアニア人独白だった。
英語だったからいつものナチス映画観る恐怖はなかった。
本当に淡々としていて思わず眠くなった。
淡々としていてところどろころ「残酷な場面に遭遇しても何も感じない」というようなことを言っていたのが印象的だった。
全てに感情がonになっていたら生きていることが本当に辛いと思う。
ナチスの映像を観るともちろんそれ自体も怖いけど私が本当に怖いと思うのは、あんまり遠い話だと思えないこと。
例えば陰湿な虐めやハラスメント、嫌がらせ。
これって規模が違うから問題視されないだけで人の尊厳を自分の気分だけで踏みにじって自分の想い通りにならなかったら怒鳴りつけて他人の安全より自分のくだらない欲望を優先する。誰かが一人を虐めていたら昨日まで仲良くしていたのに思考停止で虐める側に加わる。
これってナチスと何が違うの?と思うことが増えてきた。
本当に恐ろしい。